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この記事は、Sメンバーの\あいさん/の記事をもとに制作しています。
みなさんブランディングで使う”写真”どこまでこだわってますか?
さて会社を輝かせるブランドアイデア第二弾として
今回は「写真」をテーマに記事にしました。
前回は、そもそも「ブランドって何?」って話に関して
記事にしましたので興味のある方はぜひこちらも読んでみてくださいね。
ここでも記事にさせてもらったように、会社における「ブランディング」は
とても重要な経営資源の1つになります。
特に、昨今youtubeやInstagramなどSNSが主流のマーケットとなることもさながら
2000年代から当たり前になってきたWebサイトのブランディングにおいても重要なのが「写真」ですね。
例えば個人のSNS、会社のHP、ほとんどの人がスマートフォンを持ちPCで仕事をする今、写真はとても身近なものです。
スマホで誰も簡単に気軽に美しい写真が撮れるからこそ、より高いセンスが、カメラマンには求められるようになったと耳にします。
そんな写真によるブランディングですが、studioSはデザイン会社ですので
もちろん、こだわって撮影しているわけですが
そんな私たちがどのようなポイントでこの写真撮影を考えてるか少しだけシェアできればと思います。
studioSのブランディングの要も「写真」
会社のブランディングにおける写真の重要さは、最たるものだと思っています。
グラフィックと相まって、企業イメージを作るもの。(もちろん、オフィスの空間デザインも。笑)
私たちの業界は、プロジェクトの完工写真を見て、お客様は私たちを選んで下さったりします。
なので、世間にどんな印象を持ってもらいたいか
どんなデザインをする会社だと印象づけたいか、それは写真で決まったりもするのです。
なので、カメラマンさんはとても重要です。
サイト設計の観点でも完工写真/実績を発信する
「Project」ページは写真の撮り方も掲載方法もこだわるようにしています。
他のページは、イラストがメインなので写真との使い分けも大切にしています。
あとYORISOIをこうして始めさせていただく中で
やはりstudioSは、人柄やキャラクターをみなさんに知ってもらうことも大切だなと感じています。
そういった意味でも、Webサイトではイラストのメンバー紹介ですが
ここのブログや、YORISOIのSlackのアイコンなどでは撮影してもらった写真を使ったりしています。
個人的に、提案書の冒頭の会社紹介で最近はメンバー全員の集合写真を使うようにしています。
カメラマンに何を求めるべきか?
そんな重要な写真ですが、どんなカメラマンさんに依頼すればいいのか?
これも難しい問題ですよね。
特にInstagramなどで検索してみると、今はフォトグラファーと呼ばれるカメラマンが
結構な数いらっしゃいますので、どうやって選べばいいのか悩みどころです。
一設計者である私がお願いしたくなるカメラマンさんの特徴は、
・空間の空気感を、より魅力的に再現してくださること(時には、現場以上に)
・設計者の意図を汲み取ってくださること
です。
同じ空間を撮っていただいても、人によって全然違う写真が出来上がるのです。
だから、言ってしまえば本当に好みではあるのですが・・
どこに魅力を感じてくださるか、どう切り取っていただけるか
どのように光や色味を調整してくださるか、カメラマンさんと私自身の、好みなのです。
だから、自分以上に意図を汲み取ってくださるカメラマンさんは、とてもとても有難い。いつも感謝です。
studioSでお願いしているカメラマンのまいさんの写真はこんな感じです。
空気感や素材の持つ雰囲気を表現するのが本当にうまく
空間を設計したデザイナー自身が、写真をみて「素敵な空間」と感じてしまうほどです笑。
「素敵な空間」と思い返せるのが、写真の力
プロジェクトをお願いしてくれたお客様や私たちが何年後かに見て
「こんなに素敵な空間を頑張って作ったんだ」と笑い合える写真が残せたら、最高です。
それは、ポートレート写真(家族写真など人物の写真)でも同じですよね。
「こんなに美しく、楽しい思い出がたくさんあったんだ」って見返したくなる。
そしてその先に、「素敵なデザインをする会社」という世間のお言葉がいただけるようになったら、さらに最高です。
空間も人も変わりゆくもので、その時を切り取り残せる写真とは、大切で、貴重なものです。
写真:公私共にお世話になっているあたたかいカメラマン、山田真衣さん
2023.3.22
原稿&記事作成|Naoto Takai
シリーズ|Branding|会社を輝かせるブランドアイデア