この記事を読むのにかかる時間は【5分】です。
ちょっとしたインテリアひとつで空間は変わる
みなさん
働く環境を心地よく快適なものにするのに
普段から意識していることはありますか?
私たちは空間設計を生業にしているので
特に、空間的なアプローチで「心地いい」を探求することが多いです。
本日はそんな私たちが
ちょっとしたインテリアや、部分的なコーディネート1つで
はたらく環境がより良くなるアイデアをシェアする
【心地よくはたらくシリーズ】第二弾です!!
お楽しみください♪
空間を演出する「光らせ方」とは?
今あるお部屋やオフィスに簡単に取り入れられて
毎日のデスクワークが少し楽しいものになる
そんなインテリアとしておすすめなのが、デスクライトです。
業界用語としては、「タスク・アンビエント照明」と言って
お部屋であれば、天井のシーリングライト1つではなく
床に置くフロアライト、間接照明(隠れてラインのように入っている照明)
天井から吊るすペンダントライトなど光源を分散する手法があります。
全体を均一に照らすのではなく
必要なところに必要な明かりを照らす、という至ってシンプルな考え方。
これにより無駄な電力を抑えられ
何よりも光の濃淡が生まれることで場の持つ雰囲気に奥行き・立体感が生まれます。
おしゃれなホテルやレストランなんかは、そのようになっていませんか?
これをお家やオフィスに取り入れると、ぐぐっと空間がおしゃれになり
リラックス空間になります。そしてだんだんお部屋に愛着が持てるようになり
執務空間としてもなんだか気分が上がる場所になります。
本日のご紹介
デスクライト:PH3/2 TABLE
写真のカラー:真鍮シルヴァー・クロームメッキ ガラス
デザイナー:Poul Henningsen/ポール・ヘニングセン
天井から垂らすペンダントライトでも有名なデザインなので
どこかで目にしたことがある方も多いかもしれません。
優しいガラスの3枚シェードのランプで、光源が発する光を効率良く反射し
同時にグレア(不快なまぶしさ)をなくした、見た目も美しいランプです。
ポール・ヘニングセンは北欧を代表する照明デザイナーで
「人にとって良質な光」を追求し、なんと200種類もの照明をデザインした方です。
ミッドセンチュリーのインテリア(「世紀の真ん中」=1950年頃のインテリア)として
シンプルな空間や、北欧の暖かい木目の家具と相性がいいので
合わせていただくとお部屋のセンスがぐっと上がります。
職場にも「好きなもの」を置いてみる
職場は職場、自宅は自宅と
公私を分けることも大切ですが
職場も一日の多くを過ごす場所ですので
自分をご機嫌にするために、新しいものを取り入れてみる。
そんな気軽さで、お部屋やオフィスのお気に入りを
増やしてみてもいいかもしれませんね!
実体験からのシェアでした。
本日紹介させていただいたライト以外にも
こういうのも気になる!!
家具の話をして欲しい
照明の話をして欲しい
などなどあれば、ぜひコメントください
2022.9.22