INTERIOR

ちょっと知りたいオフィスのハテナ? VOL.1 【収納編】

この記事を読むのにかかる時間は【7分】です。

オフィスの「収納」なんて考えたことなかった?


普段何気なくオフィスで使っている書庫。
使用していて、使い勝手の良し悪しや見た目が気になったことはありますでしょうか?
たいていの場合、既にオフィスに存在していたから気にもならない。
仮に追加の購入を検討する場合も今と同じものを、、、
となってしまうケースがほとんどかと思います。


極論を言えば

①収納が出来て
②取り出しがしやすく
③セキュリティ
が担保されてる

の3点が揃っていれば、最低限は十分だと思います。


ただし
私たちは、プロの目線で収納をしっかりと普段提案する中で

実はどのくらい種類があったり、サイズ展開があるかを紹介する機会があります。


なので本日の記事では
そんなちょっとしたオフィスでのハテナ?に答えていこうと思います^^/

そもそも収納する上で書庫を使う理由


一番の理由はセキュリティ面だと思います。
物をたくさん載せたいという理由だけであれば軽量棚やエレクターラックで十分です。

価格も比較的安く、耐荷重が書庫と比べても
書庫1段あたり40kg-50kg程度 軽量棚1段あたり100kg~と
軽いものから重いものまで載せることができます。

また、軽量棚がある程度何でも載せることができるのに対し
書庫の作りはA4サイズの書類を収納することに特化しているということです。

1つのキャビネットに入るのは、約700件以上の案件!!


🐾 ちょこっと寄り道 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

オフィスでの収納量の単位に「ファイルメーター」という単位があるんですが。
ファイルメーターとは、約10000枚の紙を積み重ねた長さのことを表します・・(何その単位!?ですね笑)

10000枚と言っても、オフィスで保管する際は個別のファイルに綴じたり
ダンボックスなどに入れたりするので実際はもっと少ない枚数になるとは思いますが

一般的なオフィス収納だと、少なくとも7200枚以上の書類が保管できるんです。

そうすると、、仮にひとつの案件で取り交わす書類が10枚であれば
書棚1段に【約720件分】の書類が保管できる計算ですね・・恐るべしキャビネットの収納力

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昨今、ペーパーレス化も進んでいるので
必ずしも書類を収納しないというオフィスも増えている印象です。

オフィスによっては個人の小物ロッカーとして機能させているところもあります。
用途に応じて組み合わせを変えられる。これも書庫の魅力の一つです。


デザインや用途によってバリエーションを変えられことは棚にはないメリットです。
また近年はオフィスのデザインに引っ張られて、白がほとんどだった色も黒が流行している。
木目や色付きも、カタログ掲載品にしていないこともありますが実は対応してくれたり・・

など、やはり最近のオフィスのデザイン需要に応えるように
たかがキャビネット・・されどキャビネット・・キャビネット一つとっても
こだわれるところはたくさんあるようですね^^/

いろいろな書庫と、それぞれのメリット・デメリット


さて、そんな書庫ですが、一言で書庫と言っても
実はいろんなタイプがあるんです!

簡単なイラストともに
それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。


ちなみに、両開きと引き違いはガラスタイプも存在します。
中に何が入っているか分かる・スチール扉に比べてコストが高い
ガラスが割れる危険性あり(つまりセキュリティ面も強くはない)

主要な種類は以上で
それ以外にも雑誌架・けん戸・金庫内蔵の書庫などがあります。


最後に、おすすめの書庫の組み合わせを紹介します。
今回は上下に分けるという前提のもとで選びましたので
オフィスの用途に応じて適切な書庫を選ぶことをオススメします!!

〈おすすめ第3位〉 上:オープン+下:両開き


オープン書庫の有効活用。
あえて何も扉をつけないことでスッキリした印象になります。
下置きにする書庫はお好みに応じて。
特に横並びで書庫を設置する時には書類を収納せず
植栽やアートなどを飾るのもありです。

〈おすすめ第2位〉 上:両開きor引き違い+下:ラテラル 


ザ・オフィスの定番の組み合わせ。
書類を収納する上では最も合理的な組み合わせだと思います。
ラテラルは上から書類を見渡せるので
書類を出し入れする頻度が高い職種には特にオススメです。

〈おすすめ第1位〉 上:3枚引き戸+下:3枚引き戸 

省スペースを意識し
かつセキュリティ面にも配慮した組み合わせ。
実はstudioSのオフィスもこの組み合わせです。



今回は、オフィスでのちょっとした疑問になることを記事にしてみました。
ぜひ皆さんも「これってどういうことだろう?」や「他にどんなものがあるんだろう?」
といった小さな疑問があれば、ぜひYORISOIへ投げかけてみてくださいね♪

2022.7.13


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