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「コミュニティの焚き火論」でYORISOIをもっと熱く、もっと価値あるものに。

この記事を読むのにかかる時間は【7分】です。
この記事は、Sメンバーの\たかちゃい/の記事をもとに制作しています。

リアル飲み会行きつけのミスミヤで開催

さて2月22日
少し小雨の仕事終わりに渋谷の繁華街の奥にたたずむ小さなビル
その地下に続く階段に可愛いレトロな看板とともに掲げているのが
YORISOIでも馴染みになってきた飲み屋ミスミヤ

ガラガラ・・

扉を開けるとそこには櫻井さんとすずさんとイツメンになったけいさんの姿が

そこから、どの席にしようかな、どう座ろうかしら

と悩んでいるうちにガラガラ…「お疲れ様です」「おぉお疲れさま〜」と
続々とメンバーが集まってきた。ここ最近の飲み会では新メンバーが多く
新鮮な気持ちとともに、櫻井さんのおかげだろうだろうか・・
みんな気さくにフレンドリーに話してくれて
気づけばここ数日一緒に釣りにでも行ってたかのような和んだ空間にホッとした。

遅れたメンバーもいるが、無事に全員集まり
わちゃわちゃ、ガヤガヤ、ワーやらワハハやら
酒が進むは、箸は進むは、相変わらず楽しい飲みの場だ。

何より、すずさんがこの男男しい中でも
いつものスイッチが入ってあっちやこっちやみんなを振り回して大騒ぎしてる姿が仲間としてはうれしかった。
YORISOIメンバーにもついにこの涼恵パイセンを披露できたかとなぜか誇らしい気持ちさえあった。

気づけばあっという間に2時間、3時間とたち解散の時間に。
年齢問わずにこうして顔を合わせるだけで旧友のように語り合える仲は本当に貴重だなと改めて感謝した。

渋谷の夜の街に、少し顔を赤らめた大の大人たちが、満足そうな足取りで帰路にたった。

2023.2.24

コミュニティの焚き火論

さて、読んでくださりありがとうございます。
こんな日記調のイベントの様子の共有を、勝手ながらに恒例にしておりますが。

少しずつ2023年になってから動きが活発になってきたYORISOIを通じて
僕は改めて、自分自身が過去にコミュニティを運営していた時に
大事にしていた「コミュニティの焚き火」を意識したいなぁと思いました。

これは、どの著書にもなく高井個人が提唱している「焚き火論」なので
へぇ〜程度に読んでいただけると嬉しいです。

コミュニティの焚き火とは?

コミュニティの焚き火とは?

焚き火を仮に、5つのステップに分けるとすると
上のような工程が考えられると思うんです。

これをコミュニティ運営に置き換えるなら

1)コミュニティにおける「組み木」

これはコミュニティを始める前に、ちゃんとしたルールやビジョン、仕組みを”設計して準備すること”です。
意外とこれをやらずに同時進行で進める人も多いですが、僕は予測のつかない人との繋がりが故に
運営側が譲れないルール作りや、仕組み作りは重要だと思っています。

YORISOIの場合でいう「ゆるい関係性」「大人同士の遊びの場」という部分です。

2)コミュニティにおける「着火」

これは言わずもがな発案者の情熱と熱量です。
YORISOIも櫻井さんの一言で始まり、そして櫻井さんのエネルギーで人が集まっています。
リーダーに熱い想いがなければ、何も始まりません。

ちなみにリーダーじゃない人でも
この「着火機能」を持ったメンバーがいます。
こういう人を【点火人】と呼んでいますが、前回記事にしたので気になる人は読んでみてくださいね。

3)コミュニティにおける「赤い炎」

炎(コミュニティの活動が機能している状態)は、2種類あると思っています。
それが、轟々と勢いよく燃える「赤い炎」の状態と
落ち着いて燃えているが安定していて実は赤い炎より、熱い状態の「青い炎」です。

コミュニティにおいては空気や木にあたるものは、
「新メンバー」でありイベントや飲み会などの「企画/コンテンツ」です。

つまりこの期間は、どんどん人を増やしたり活動を活発に盛り上げて
とにかく熱く燃やしていくことが大切だと思っています。

4)コミュニティにおける「青い炎」

ですが、僕個人的にはこの赤い炎は長くは持たないと思っています。
大きな理由が3つ

1つは、運営側の負担が大きく持続性が低いこと
2つは、メンバーの入れ替わりが激しくコミュニティが育たないこと
3つは、みんなそんなに年中、ワイワイできないこと(笑)

つまり、コミュニティが本来、家族や地元の友達、近所の付き合いのように
長期的かつ永続性が必要であるように。

“ずっと”は盛り上げれない!

ということです。そこで重要なのが「青い炎」の状態です。

個人的に提唱している
このステージの具体案は「ルールを減らすこと」「企画を任せること」です。

ルールを減らしても、本当にメンバーが求めるものはメンバーだけで継続するものです。
例えば、飲み会や朝活など・・

また、それ以外にも運営や企画そのものをメンバーたち主催でやってもらうことです。


この状態がルールが文化に変わり、参加型から共創型になる瞬間です。

実はこれが、最もコミュニティにとって最高火力の状態「青い炎」だと僕は考えています。

5)コミュニティにおける「炭火」

最後はおまけのようなものですが
コミュニティに投資する価値があるタイミング
あるいは、社会がそのコミュニティに注目して投資をしたくなるタイミング

これが、コミュニティの焚き火論でいうところの「炭火」の状態です。


炭火になると、売れるでしょ?


それと同じように、「青い炎」を経験して成長したコミュニティは
外部の人から見た時に、とても魅力的で価値を感じるものです。

このタイミングで、リーダーや運営にまわったメンバーは
どんどん新しい風を入れるといいと思っています。

コラボやメディア露出などをしてより大きく
より注目される魅力的なコミュニティに育てていくのだと信じています。

YORISOIでこれから起こりうる”火”とは何か?

と、ここまで僕が勝手に考えた「コミュニティの焚き火論」でしたが
YORISOIはこれで言うと「着火」から「赤い炎」を今まさに走っています。

赤い炎はコミュニティにもよりますが、半年〜3年だと思っています。

YORISOIを引っ張っていかせていただく立場の僕としては
このコミュニティを、2023年〜24年の間に「青い炎」に進めたいと言うのが本音です。

これ、わかりますか?


僕は、みなさんに懇願してるのです笑。
僕や櫻井さんの力では、ずーーーーーーと赤い炎を燃やし続けることが難しいです。

何より、メンバー同士の交流が深くできていない状態なのに
どんどんメンバーだけ増えていく状態は

きっとメンバーの皆さんにとっても居心地の悪いコミュニティだと思うんです。


その状況を打開するのは決して、僕や櫻井さんではないのです。 
 
 
紛れもないYORISOIに参加してくださっているメンバーの皆さんです!
だからこそ、僕はみんなの「やりたい」「やってみよう」を
体現できる大人の遊び場としてのYORISOIという場作りを目指しています。


こんな頼りない僕ではございますが
ぜひとも、これから皆さんからもどんどん企画やアイデアをお待ちしておりますので

「みんなで」今後のYORISOIも盛り上げていきましょうねっ!!


よろしくお願いします^^


2023.2.28
原稿&記事作成|Naoto Takai

シリーズ|About YORISOI


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