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\過去一の懇親会開催しました/ コミュニティに大切な考え方

この記事を読むのにかかる時間は【7分】です。
この記事は、Sメンバーの\たかちゃい/の記事をもとに制作しています。

過去一参加のざうお飲み会

さて4月26日
季節外れの少し肌寒い小雨の中、目黒駅に到着した
あまり乗り降りしたことのない見慣れない街中に戸惑いつつ
マップと照らし合わせながら駅前のビルを目指した
 
今日の懇親会は「ざうお」という店になった

僕も上京した時に何度か利用したことのある飲み屋だ。
特徴的なのは、店内には大きな釣り堀がありタイやヒラメといった魚を
ひっかけ漁で釣り上げて、いただくというシステムがあることだ。

ひっかけ漁をすると、その分割引も効くのだか
そんなこと以上に、「釣ってやる」という思いが強くなり食事の途中から
釣り堀から離れられなくなることが僕の記憶にも懐かしく湧き上がる。



店内には船を模した、内装になっておりワクワクが止まらない。
奥に行き、YORISOIメンバーの集うテーブルにはすでに多くのメンバーが集まり活気に満ち溢れていた。

複雑なシステムを、簡易的にかつジェスチャーなどを使って必死に説明している間に
気づけば本日の参加者は揃い、乾杯の挨拶。


今回は17人と、今までの開催の中でもたくさん人が集まり
コミュニティらしさを感じる時間になりました。
みなさんお互いに団らんで、話しながら初対面の挨拶に加えて
「お疲れ様」「久しぶり」とメンバー同士の会話も増えてきてなんとも和やかな光景に。

そうこうしていると
「つり誰かいきましょ〜」「いこ〜いこ〜」と釣りタイムの号令が・・


釣れた人も釣れなかった人も、みんな「釣り」という
同じ目的で会話も弾み、仲良くなったようです。

みんなが釣ったタイやヒラメをお刺身や、お寿司、煮付けでいただき
最後に記念写真をパシャリ。


なんとも素敵な時間を過ごせた。

YORISOIをスタートさせてちょうど1年が経とうとするなかで、コミュニティというものと向き合ってきた。

仕組みやルールや、文化。運営側はいろんな工夫の余地がある。
だけど、やはりコミュニティとは”人”である、ということを改めて感じる夜だった。


みんな笑顔の中、大人たちの心躍る軽やかな後ろ姿に
今宵もこうして飲みの場にみんなを招待できたことを「よかった」と

少し誇らしい足取りで僕も帰路にたった。


2023.4.30

コミュニティ運営に大切な考え方

コミュニティを1年間運営させていただき、僕の中でもいくつかの運営指針が自身の中で定まってきました。
そんな中で、メンバーの中にもご自身で会社を経営していたり、コミュニティを主催されている方も多いかと思います。

本日は最後にYORISOIの運営を通じて僕が考えたこと。
そして2023年、2年目の運営の方針をみなさんにシェアしながら
意見交流の場、そしてメンバーの方にも理解してもらいながら一緒にコミュニティ運営を楽しんでもらえたらと思います。

参考にしている理論たち

僕の中で、1つの大きな岐路が
「メンバー”全員”が参加したくなるようなコミュニティづくりを、studioSがするべき」から
「YORISOIを必要とするメンバーにとって、求めるコミュニティをメンバー全員で作るべき」に変わりました。

そんな中で、基盤にしている理論がいくつかあるので紹介させていただきます。

1|STP理論

日経TRENDさんより参照|https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00304/00003/

マーケティングでよく使われれる「STP理論」ですが、大きな枠組みをこういった理論をベースに考えるようにしています。
簡単に説明すると、よく聞く『ペルソナ』の考え方です。

重要なのは「誰の意見に1番、耳を傾けるべきか」ということが、決まったリソースを使って運営するコミュニティにおいては至極重要だと思っています。例えば、それが本来YORISOIを必要とするメンバーではない人の、意見(例えば外部のアドバイザーなど)を中心に設計してしまうと、メンバーが求める環境を作りにくいということです。

2|80:20の法則(パレート)

シェア街さん noteより参照|https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00304/00003/

次に意識すべきなのは、「80:20の法則」です。
パレートの法則と呼ばれるこの理論は、「働きアリの法則」としても有名です。

組織の中では20%の人と、80%の人にどう組織編成をしても生まれるという考え方です。

これは80%の人が悪い、必要ではないということではなく。
組織の作り方として「20%のファンや中心メンバーが、どれだけ動けるコミュニティかが全体の活動力に強く影響を与える」
ということです。

3|コミュニティの焚火理論

こちらは、僕自身がコミュニティ運営の経験から考えたオリジナルの理論です。

焚き火のように、コミュニティにも”盛り上げ時”のようなステップバイステップが存在するということです。
ご興味のある方はぜひこちらの記事も見てみてください。

YORISOIを、studioSではなくメンバーが盛り上げれる環境へ

さて本日は、コミュニティ運営における意識している理論の紹介をさせてもらいました。
1年が経ち、2年目に突入する中で意識すべきは「運営がstudioS」という環境を逸脱することだと感じています。

最近はメンバーからも意見をいただくことが増えました。
メンバー主体で活動も始めるきっかけが生まれました。

この流れを、僕としては途絶えさせないように努めていきたいと思っています。


studioSが、YORISOIの運営を担う存在ではなく
皆さんが新しいこと、YORISOIの環境をもっと上手く利用できるように
studioSが集客や、予算づくり、会場探しなどの細かな部分をサポートさせてもらう
そんな運営であることが理想的だと思っています。

そんな2年目を目指して引き続き、コミュニティも盛り上げていこうと思いますので
みなさんもぜひ、ぜひ「あんなことしたい」「こんなことしたい」を発信していってもらえると嬉しいです。


2023年5月からも、2年目YORISOIよろしくお願いいたします!

2023.4.30
原稿&記事作成|Naoto Takai

シリーズ|About YORISOI




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