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わたしの人生を彩る名作たち VOL.1 【名作の掛け時計】


この記事を読むのにかかる時間は【7分】です。

部屋も一つのワークプレイス



みなさんの家には、掛け時計はありますか?

ちなみに私の家には、ありません。
最近スマホを置きっぱなしにしているので、気がついたら時間が過ぎていることが増えてきました。


ここ数年、コロナウイルスをきっかけにテレワークが浸透してきました。
家にいる時間も増えて、自分のライフスペースを

「ただ生活するだけの空間」から

もっと多くのことを、過ごす空間になりつつありますよね。


そうこうしてると、自分の部屋に対しても
もう少しこだわりを持ってみたいな〜と思いをはせることも増えたんじゃないでしょうか。


ちょうど私も、ふ..と
部屋を見渡した時に、「そういえば時計なかったんだ」と思い
せっかくなので思い切って、新しく買ってみようと思い立ちました。

ということで
私が購入を検討している壁掛け時計をいくつかご紹介。


今日、新しくお送りするこの
「私の人生を彩る名作たち」は

自分の部屋や家にも、きっと似合う素敵な家具たちを紹介させていただきます。


2022.6.29

名作の掛け時計3選


北欧デンマークの巨匠デザイナー、アルネ・ヤコブセンの名作


ROSENDAHL Arne Jacobsen Bankers Wall Clock


世界的な建築家・デザイナーであるArne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)の名作
『Bankers』を、デンマークの老舗時計メーカー『ROSENDAHL(ローゼンダール)』
が復刻した掛け時計です。もともとはヤコブセンがデンマーク国立銀行を設計した
1971年に生まれたもの。現存するオリジナルクロックを細部まで再現した
ヤコブセンへの敬意あふれるプロダクトになっています。


ROSENDAHL Arne Jacobsen Roman Wall Clock


同じく、巨匠アルネ・ヤコブセンによりデザインされたウォールクロックを
ROSENDAHLが蘇らせた『Roman』。1942年にデンマーク・オーフスの
市庁舎を設計した時に作られたものです。オーフス市庁舎は、ヤコブセンの
建築の特徴であるトータルデザインのさきがけとも言える建築物。市庁舎で
使われるあらゆるものがヤコブセンによりデザインされ
それぞれが統一感のある無駄のない美しさを持っています。


ドイツのデザイナーによる質実剛健なデザイン


JUNGHANS Max Bill ウォールクロック

1861年に創業したドイツ屈指の時計ブランド
『JUNGHANS(ユンハンス)』のウォールクロックです。
バウハウス派と呼ばれる機能的・合理的なデザインスタイルで活躍した
建築家・デザイナーのMax Bill(マックス・ビル)が1956年にデザイン
MoMA(ニューヨーク近代美術館)のパーマネントコレクション選定
作品でもあり、時が経ってなお変わらない普遍的な美しさは世界中の人びとに愛されています。


BRAUN ウォールクロック BNC006

1921年にMax Braun(マックス・ブラウン)により設立された
ドイツの有名ブランド『BRAUN(ブラウン)』の掛け時計。
1982年に発売されたブランド初のウォールクロック『ABW30』を
現BRAUNデザイナーのDietrich Lubs(デートリッヒ・ルブス)が復刻したものです。


日本人デザイナー・渡辺力による傑作デザイン


Lemnos Riki Clock  WR-0401L

デザインは、日本のプロダクトデザインのパイオニア的存在として知られる渡辺力。
側面は北海道産のシナ合板で、ひとつひとつ職人が手作業で作っています。
大きく視認性の高い数字と針は、遠くからでもきちんと時間を確認できるのが利点。
2004年には、グッドデザイン賞も受賞している掛け時計です。

Lemnos Riki Clock WR-0312L

こちらも、日本のプロダクトデザイナーである渡辺力によるLemnosの掛け時計。
数字が時計の中心に寄っているタイプのデザイン。
数字の太さも細めで、全体的にとても軽やかな印象です。

高い視認性の公共時計デザイン



ROSENDAHL ARNE JACOBSEN Wall Clock Station

ヤコブセンの名作『STATION』をROSENDAHLが復刻したクロックです。
あくまで機能性に特化した無駄を削ぎ落としたデザインが特徴。
視認性の高さと、シンプルでシーンを選ばないデザインは秀逸。


Lemnos eki clock ホワイト

プロダクトデザイナーの五十嵐威暢によってデザインされた札幌駅の駅時計は
見やすさと美しさを兼ね備えたデザインが高い評価を得ています。
インテリアに寄りそう静かなたたずまいが魅力です。独特の美しいフォントや
シャープなアルミニウムの外枠など、ベーシックデザインに
ちりばめられたオリジナリティも見逃せません。

まずは、小さなこだわりから。

今回紹介した掛け時計のなかには
「見たことがある」「いつか欲しい」と思っていたものもあるのではないでしょうか。

デザイナーによってアプローチの仕方は異なりますが
どの作品も普遍的かつ機能的なデザインが高く評価されている傑作です。

なかなか、自分の部屋に買うのは抵抗があるかと思いますが
テーブルやソファだと踏み出しにくいブランド家具も

時計や小物、アートなど小さなものから
自分の好きなものを取り入れてみてはどうでしょう?


その「こだわり」の第一歩が、きっと素敵な毎日に
あなただけの彩りを添えてくれるはずなので・・


2022.6.29


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